
WDSとはWireless Distribution Systemの略で無線LANルータやアクセスポイント同士が無線で通信する機能です。簡単にいうと無線LAN中継機能です。
WDSに対応した機器同士は無線で相互に通信することができます。
複数のルータ(一般的には2段まで)をつなげて広い範囲をカバーしたり、電波の届きにくい箇所を減らしたりするのに利用します。
私はBUFFALOの無線LANルータを使用してますのでその範囲でのご紹介です。
【WDS中継機能のイメージ】
■ワンルームなど電波の届きにくい箇所がない場合WDS機能を使用する必要はありませんが、将来、2階(3階)建て等の広い家に変わった場合のことを考えてリーズナブルでWDS機能がある
WHR-G301NAがおすすめでしたが、WHR-G301NAは市場に在庫が若干ある型落ちなので(WHR-G301Nは販売終了)AmazonRanking入りしている
WHR-G301N/Nがおすすめとなります。
⇒G301N/Nの商品説明下段の特徴に下記の記載があります。
無線LAN親機間の無線通信機能をサポート。通信距離の延長や、電波の届かない死角エリアへの中継を可能にします。設定も簡単で、2台の無線LAN親機のAOSSボタンをそれぞれ押すだけでセキュアな中継が可能です。
対応WDS製品:WHR-G301N/U-KD、WZR-HP-G302H、WZR-HP-G301NH、WHR-G301N
■2階(3階)建て等の広い家で電波の届きにくい箇所があり困っている場合有線LANがなく無線で中継したい場合、
BUFFALOのWDS搭載機能を有した無線LANルータを購入します。
投稿時点で記載されている内容を参照すると、
・WHR-G301N、WHR-HP-G300N、WHR-HP-GN、WZR-HP-G301NH、WZR-HP-G302H以外は、中継機能を使った通信はできません。・中継機能は、従来のエアステーションシリーズに搭載されている
リピーター(WDS)機能や中継器(WRP-AMG54)と互換性はありません。
例)
WHR-G301N + WHR-HP-G300N 中継可
WHR-G301N + WHR-HP-G 中継不可
WZR-HP-G301NH + 他社製無線親機 中継不可
と記載されています。
(但し、この掲載は2010年から更新されていないので最新情報はWebの商品説明と合わせて判断が必要です)
商品説明を含めて投稿時点で無線LAN中継機能でAmazonで販売されているものは、下記の無線LANルータがありました。
色々書きましたが、結局WHR-G301N/Nを2台購入するのが調査の必要がなく確実に無線LAN中継機能を使用出来ます。Amazonになくてもここにある場合があります。
BUFFALO DIRECTです。
特におすすめはプレミアムアウトレットです。バッファローの型落ち製品ですが、リーズナブルな価格で良品、美品で保証も通常の1年保証です。
ちなみに私のWDS構成は下記のとおりです。
【無線LAN親機】
WZR-HP-G302Hに光NEXTで接続しています。
WZR-HP-G302Hは、本体背面にUSB端子が接続されており簡易NASとして使用出来る機能があったため購入しました。この簡易NASを使用するためには
データ共有機能動作確認済みUSB用製品一覧で調査してUSB製品を購入する必要があります。
この機能を使用する必要がなければ
WHR-G301Nを2台購入すればよいでしょう。WHR-G301N/Nを2台購入すればよいでしょう。
【無線LAN中継器】
WHR-G301Nです。
WZR-HP-G302Hと
WHR-G301NをWDS接続しています。
これにより電波の届きにくい死角は完全になくなりました。
■WDS設定方法
設定方法は簡単です。
なお、従来のエアステーションシリーズに搭載されているリピーター(WDS)機能や中継器(WRP-AMG54)と互換性はありません。
親機をルータモードにしていると使用出来ません。ブリッジモードに変更します。
無線親機のルーター機能を使用しないでブリッジ(無線Hub)として使用する方法↓
親機のACアダプターを取り外した後、製品背面のROUTERスイッチを「OFF」にします。
↓
ROUTERスイッチを切り替えたら、ACアダプターを接続してください。
↓
ACアダプターを接続して本製品の電源がONになったら、前面のDIAGランプ(赤)が消灯するまで(約2分間)待つ
↓
中継側のAOSSボタンを押します。
本製品前面のSECURITYランプ(橙)が2回点滅するまで(約1秒間)、AOSSボタンを押します。
↓
無線親機のAOSSボタンを押します。
無線親機のSECURITYランプが2回点滅するまで、AOSSボタンを押します。
↓
無線親機および本製品のSECURITYランプが点滅 → 点灯に変われば設定は完了です。
↓
(以降の手順は無線LAN中継がうまくいかない場合にお試し下さい)↓
中継側の無線LANルータに適切なIPアドレスを設定します
(Windows7、Vista、XPにて)
エアステーション設定ツールを起動します。
[スタート]−[(すべての)プログラム]−[BUFFALO]−[エアステーションユーティリティ]−[エアステーション設定ツール]を選択します。
エアステーション設定ツールが起動します。
↓
複数の無線親機が検出されますが、
MACアドレスの値(12桁)が、中継器側に貼られているシールのSSIDの値(12桁)と一致するものが中継側製品となります。
選択して、[次へ]をクリックします。
↓
[この無線親機のIPアドレスを設定する]をクリックします。
↓
[DHCPサーバーからIPアドレスを自動的に取得する(かんたん)]を選択して、[次へ]クリックします。
↓
無線親機のIPアドレスが変更されます。
IPアドレスが変更されたら、[完了]をクリックします。
↓
パソコンを再起動します。
パソコンを再起動すると、IPアドレスが正しく再設定され、通信できるようになります。
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